最近のカナディアン・スレッショルド考察
2014年2月10日 TCG全般 コメント (7)カナスレに関しての検索できてる人が多いみたいなので、ちょっと考察記事を書いてみる。
・そもそもカナディアン・スレッショルドって?
カナディアン・スレッショルド(通称カナスレ)はレガシーのテンポデッキの一つ。秘密を掘り下げる者参入以降はRUGデルバーと呼ばれる。
カラーは青緑赤、青のカウンターとドローに緑の優秀なクリーチャーを主軸として赤の火力を足した構成。以前はtier1の一角に入っており、レガシー環境を代表するデッキのひとつだったが、最近では大きい大会であまり結果を残せていない印象。
・カナスレの長所
クロックパーミッションの王道。
テンポをとることに特化しており、ある種のハメパターンが存在する。
レガシーのどんなデッキにもある程度勝つことができ、非常に丸い。
・カナスレの短所
マナ基盤がもろいため、土地を攻められると厳しい。
1:1交換を多用するデッキなので、相手にアドバンテージを取られると不利になる。
盤面に触れないため、置物や生物が場に出ると処理が困難
墓地に依存するため、墓地を飛ばされると苦しい
・以前のカナスレ
大きい大会で結果を残せる。ある程度雑に使っても勝てるデッキと言われていた。
・最近のカナスレ
真の名の宿敵(ネメシス)参入以降、大きい大会でも結果を残しにくくなった。
要因1:ネメシスによるクロックの崩壊
ネメシスに触れるカードが目くらましとwillしかないため、想像以上に着地しやすい。ネメシスによりタルモとマングースが止まる。
要因2:石鍛治系デッキの台頭
ネメシスを優先的に使用できる石鍛治系デッキが増加。エスパーブレードやデスブレードなどの中速デッキ。1:1交換をとることが難しい。
要因3:テンポデッキとしてのパトリオットの台頭
現環境のテンポデッキ代表はパトリオットに変わりつつある。カナスレではパトリオットに不利がつくと思っている。パトリオットはカナスレから緑を抜いて白を加えたデッキで、石鍛治とソープロを使用している。パトリオットはサイドから安らかな眠りを採用できるため、カナスレに対して有利だと考えられる。
要因4:それ以外のデッキでの死儀礼のシャーマン
上記のデッキ以外での死儀礼のシャーマンの採用率が多いこと。モダンで禁止されたこのカードは生きているだけでカナスレはきつい。
要因5:対ネメシスカード
最近はネメシス対策としてある程度対象をとらない破壊カードがとられている。布告系や至高の評決、仕組まれた爆薬などがそれに当てはまる。これらのカードは生命線であるマングースへの解答であり、クロックを破壊するには十分すぎる。
これらの要因により、カナスレで勝ち抜くには厳しくなっている。
ある人曰く「勝てるデッキから上手い人が苦しみながら回すデッキに変わった」
・今後の方針
いままでは変化が少ないレガシー環境だったが、近年環境の変化が著しい。環境に合わせたデッキのチューンが必要であり、ある程度固定スロットにも手をつけた方がいいかもしれない。
デッキリストの最適化がカナスレを使う人に求められていることだと思う。
・そもそもカナディアン・スレッショルドって?
カナディアン・スレッショルド(通称カナスレ)はレガシーのテンポデッキの一つ。秘密を掘り下げる者参入以降はRUGデルバーと呼ばれる。
カラーは青緑赤、青のカウンターとドローに緑の優秀なクリーチャーを主軸として赤の火力を足した構成。以前はtier1の一角に入っており、レガシー環境を代表するデッキのひとつだったが、最近では大きい大会であまり結果を残せていない印象。
・カナスレの長所
クロックパーミッションの王道。
テンポをとることに特化しており、ある種のハメパターンが存在する。
レガシーのどんなデッキにもある程度勝つことができ、非常に丸い。
・カナスレの短所
マナ基盤がもろいため、土地を攻められると厳しい。
1:1交換を多用するデッキなので、相手にアドバンテージを取られると不利になる。
盤面に触れないため、置物や生物が場に出ると処理が困難
墓地に依存するため、墓地を飛ばされると苦しい
・以前のカナスレ
大きい大会で結果を残せる。ある程度雑に使っても勝てるデッキと言われていた。
・最近のカナスレ
真の名の宿敵(ネメシス)参入以降、大きい大会でも結果を残しにくくなった。
要因1:ネメシスによるクロックの崩壊
ネメシスに触れるカードが目くらましとwillしかないため、想像以上に着地しやすい。ネメシスによりタルモとマングースが止まる。
要因2:石鍛治系デッキの台頭
ネメシスを優先的に使用できる石鍛治系デッキが増加。エスパーブレードやデスブレードなどの中速デッキ。1:1交換をとることが難しい。
要因3:テンポデッキとしてのパトリオットの台頭
現環境のテンポデッキ代表はパトリオットに変わりつつある。カナスレではパトリオットに不利がつくと思っている。パトリオットはカナスレから緑を抜いて白を加えたデッキで、石鍛治とソープロを使用している。パトリオットはサイドから安らかな眠りを採用できるため、カナスレに対して有利だと考えられる。
要因4:それ以外のデッキでの死儀礼のシャーマン
上記のデッキ以外での死儀礼のシャーマンの採用率が多いこと。モダンで禁止されたこのカードは生きているだけでカナスレはきつい。
要因5:対ネメシスカード
最近はネメシス対策としてある程度対象をとらない破壊カードがとられている。布告系や至高の評決、仕組まれた爆薬などがそれに当てはまる。これらのカードは生命線であるマングースへの解答であり、クロックを破壊するには十分すぎる。
これらの要因により、カナスレで勝ち抜くには厳しくなっている。
ある人曰く「勝てるデッキから上手い人が苦しみながら回すデッキに変わった」
・今後の方針
いままでは変化が少ないレガシー環境だったが、近年環境の変化が著しい。環境に合わせたデッキのチューンが必要であり、ある程度固定スロットにも手をつけた方がいいかもしれない。
デッキリストの最適化がカナスレを使う人に求められていることだと思う。
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